【ミレジムショコラ】新進気鋭のカカオにこだわったチョコレートバーブランド!

【ミレジムショコラ】新進気鋭のカカオにこだわったチョコレートバーブランド!

ミレジムショコラは、ベルギー東部にあるワッフルで知られる都市、リエージュで誕生したベルギーチョコレートブランドです。
ベルギーチョコレートブランド、ミレジムショコラが手掛けるのは、ひと口サイズのさまざまなプラリネやガナッシュを詰めたボンボンショコラではありません。

この10年前後で、世界的に注目されるようになったチョコレートバーやタブレットチョコレート、つまり板チョコです。
さらにミレジムは、「Bean to Bar」(ビーントゥバー)にもこだわり、EUオーガニック認定を受けたカカオのみ使用しています。
さらに遺伝子組み換えでないカカオや、小規模農家をサポートする取り組みにも目を向ける、この時代だからこそおすすめしたいブランドです。

ベルギーのチョコレートブランド【ミレジムショコラ】とは

ミレジムとはフランス語で「ヴィンテージ」という意味の言葉です。
ミレジムショコラの創業者、ジャン=クリストフ ユベール氏は、ビーントゥバー(Bean to Bar)チョコレート工場創設を夢見ていました。
手作りのチョコレートに強く惹かれ、カカオ豆の焙煎からすべて自社工場で作るために、専門知識を学びます。

フランスのモンペリエにあるフランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD)でカカオの専門知識や知覚神経との関連性、および熱帯・地中海地域の持続可能農業開発について学びました。

さらにアメリカ・ニューヨークにあるファイン・カカオ・チョコレート・インスティテュートでファインカカオとファインチョコレートの鑑定、促進、開発などの研修を受けました。
そして社会学を修めた妻とともに、2017年にミレジムを立ち上げたのです。

ミレジムショコラがこだわるポイントとチョコレートの品質

ミレジムショコラで作られているショコラは、チョコレートの原料であるカカオの美味しさを、まるでヴィンテージワインのように味わうことができます。
ワインは葡萄が育った土地の環境や地理、地勢、気候、収穫年などで味ががらりと変化します。
そのためワインの味の特徴を、「土地」という意味の「テロワール」という言葉で表現します。

それはカカオも同じです。
カカオもよく知られているアフリカだけでなく、南アメリカや南アジアでも栽培されており、それぞれの風味を持っています。
もちろん、収穫年の気候にも味は左右されるのです。

ミレジムショコラでは、チョコレートのテロワールをしっかりと感じられるよう、創意工夫したチョコレートバーを発信しています。

ミレジムショコラは、創立2017年というフレッシュなブランドです。
しかしすでにインターナショナルチョコレートアワードやインターナショナルオーガニックアワードなどの受賞歴を持っています。

さらにEUオーガニック認定マークも取得、遺伝子組み換えでなく、オーガニック栽培されたカカオのみ使用したチョコレートバーにこだわっています。

チョコレートのテロワールにこだわりをもつミレジムショコラでは、カカオの小規模農家の支援などにも目を向けています。
カカオはコーヒー豆同様、フェアトレードに関する問題が注目されている作物のひとつです。
ミレジムショコラでは、チョコレートの美味しさだけでなく、持続可能でオーガニックなカカオ栽培、チョコレートの未来も見据えたブランドなのです。

それでは、ミレジムショコラ自慢のチョコレートバーを、それぞれご紹介していきます。

【グルマンズ シリーズ】ベルギーチョコレートブランド・ミレジムのチョコレートバー

ミレジムショコラのチョコレートバーシリーズには、2つのシリーズがあります。
グルマンズシリーズと、グランクリュシリーズです。

グルマンズとは、フランス語で食いしん坊、美食三昧というような意味のある言葉で、カカオの産地のほか、チョコレートに練りこんだり、サンドするプラリネやヌガーなどにもこだわっています。
またカカオのパーセンテージも55%から75%で、食べやすいシリーズです。
それではグルマンズシリーズを一つずつ詳しく見ていきましょう。

ニカラグア ダーク 65% ピスタチオヌガー

ニカラグア ダーク 65% ピスタチオヌガーは、ニカラグアの熱帯雨林地域にあるマタガルパ地方の山岳地帯で採れたカカオを使用しています。
マダガルパ地方の山岳地帯は特にコーヒーの品質が高いことで知られており、ここで栽培されるカカオやバナナも素晴らしいものです。
マダガルパ産のカカオ豆は、ナッツの風味にスパイスやラム酒の風味が漂い、程よい苦みがあってココアの後味が長く続きます。

非常に高い品質から「北の真珠」とも呼ばれるマダガルパカカオは、65%と若干高めの比率を選び、ピスタチオヌガーを合わせました。
ピスタチオフィリングは手作業で型に入れられるため、ヌガーの食感と香りが最大に活かされます。
マダガルパカカオとピスタチオとの相性の良さも楽しめる一枚です。

インターナショナルチョコレートアワード銅賞
1,620円(税込)

マダガスカル ミルク 55% ヘーゼルナッツ&アーモンドプラリネ

独特の植生や動物たちの楽園、マダガスカルからは北部の海岸沿いにあるアンバンジャ地方の、サンビラーノ渓谷産カカオが選ばれました。
アンバンジャは海と山に囲まれた地域で、サンビラーノ川の岸は渓谷になっています。
ここではカカオが重要な産物で、コーヒーやスパイスなどもたくさん栽培されています。
カカオの育成に合った豊かな土壌と気候のアンバンジャで育まれるマダガスカルカカオは、フローラルの華やかな香りが特徴です。

マダガスカルカカオには、アーモンドプラリネと、カリカリ食感と甘さが美味しいヘーゼルナッツをたっぷりと合わせています。

インターナショナルチョコレートアワード銅賞
1,620 円(税込)

ハイチ ミルク 55% スペキュロス

ジャマイカと国境を接する島国、ハイチでもカカオは生産されています。
日本では馴染みがまだ薄いのですが、実はハイチはコーヒーの産地としても知られています。
ハイチ産のコーヒーは酸味がマイルドで味わいも優しい、甘みのある優れた豆です。
ハイチのコーヒー農家、デュホール家ではカカオ農家支援のために、コーヒーやオレンジなどの作物が豊かに育つ栄養豊富な土壌でカカオ栽培を行っています。

ミレジムでは、豊穣の地で育ったカカオをセレクトし、ベルギーの伝統菓子のひとつであるスペキュロスと合わせました。
素晴らしいコーヒーや美味しいオレンジが育つハイチの土壌では、カカオも花や柑橘系の香りと甘みを持って育ちます。

スペキュロスはベルギーの伝統菓子で、シナモンやナツメグなどのスパイスとバターをたっぷり使った香りのよい薄焼きビスケットです。
サクサクとした食感が特徴のスペキュロスをそのまま味わっていただけるよう、工夫された製法でハイチカカオの中に閉じ込めました。

インターナショナルオーガニックアワード金賞
1,620 円(税込)

マダガスカル ミルク 55% ユズクランベリー

マダガスカル ミルク 55% ユズクランベリーは、再びマダガスカル産のカカオが登場します。
フローラルな香りを持つ華やかな味わいのマダガスカルカカオに、日本のフルーツであるゆずと、北半球の寒い地域で栽培されているクランベリーを合わせました。
柑橘系の香りが強く爽やかな酸味のあるゆずと、やはりフルーティーな酸味を持つクランベリーが甘酸っぱく、華やかなマダガスカルカカオとの相性は抜群です。
1,620 円(税込)

ペルー ミルク 55% ソルテッドバターキャラメル

熱帯雨林が広がるペルーのサン・マルティン県で栽培されているカカオを使用したチョコレートバーです。
カカオ栽培には四季を通じて温度変化の少ない高温多湿な気候が適しており、サン・マルティン県でも質の高いカカオが栽培されます。
ベル―産カカオはピリッとした刺激的な風味が特徴です。その特徴を生かすため、バターソルトキャラメルと合わせました。
キャラメルは、ペルーカカオの風味と合わせるため、パリパリ食感が楽しめるようにチョコレートバーと合わされています。

チョコレートの中に手作業で一つずつ丁寧にキャラメルを閉じ込め、食感を失わないように工夫されているのです。
使用されているキャラメルもこだわって作られており、パリッとした食感のあとにバターのコクと爽やかなソルトが絶妙に溶け合う一品となりました。

インターナショナルチョコレートアワード金賞
1,620 円(税込)

ウガンダ ダーク 75% ラム

ウガンダは東アフリカにある赤道直下の内陸国です。
ウガンダの西部に広がるセムリキ国立公園は自然保護地区になっており、カカオ栽培に適した低地熱帯雨林が広がります。
ゾウや希少な霊長類が棲む豊かな森には、1000を数える小さな農家があり、カカオを栽培しています。
この地域で育ったカカオはデリケートで香り高く、コクのあるココアのトップノートからドライフルーツの持つ芳醇でフルーティーな香り、品のある苦みまで楽しめる最高品質です。
小さな農家が造り出す素晴らしいカカオの良さを最大限引き出すため、製造段階でラム酒を配合、じっくりと加熱することで、ラム酒の香りが広がるチョコレートとなりました。

シンプル、でも深い大人の味わいで、カカオも75%と高めです。お酒との相性も良く、おすすめですよ。
1,620 円(税込)

【グランクリュ シリーズ】ベルギーチョコレートブランド・ミレジムショコラのチョコレートバー

グランクリュシリーズのグランクリュとは、ワインなどでもよく耳にする言葉です。
フランス語で特級という意味があり、まさに特級のカカオを使用した、特別なチョコレートバーです。
グランクリュシリーズのチョコレートバーは、すべて産地のみを名に冠しています。

さらにカカオは74%から80%と、カカオの風味を一番よく味わうことができるダークな配合です。
カカオの産地、テロワールによりカカオの配合を細かく変えて、より美味しさを引き立てているのです。

メキシコ ダーク 80%

メキシコ ダーク 80%は、メキシコ南部のチアパス州、ソコヌスコ周辺で栽培されているカカオを使用しています。
このカカオが栽培されている農園では、持続可能な森林農業を行っています。
またソコヌスコでは、アステカ文明のころからカカオ栽培がおこなわれていました。

アステカ王や司祭たちへ献上される最高級カカオの実に半数が、ソコヌスコ産のカカオだったという説もあります。
もともとメキシコはカカオ栽培発祥の国とされており、アステカ文明もカカオの歴史には欠かせない存在です。

まさにロイヤルな価値のあったメキシコのソコヌスコカカオは、ミントやフレッシュなハーブを思わせる、爽やかな香りがトップノートです。
ひと口目のフレッシュな香気の奥から、カカオらしいナッツのような香ばしさや、ドライフルーツのような濃縮されたフルーティーで自然な甘さが引き出されます。
1,620 円(税込)

タンザニア ダーク 76%

タンザニア ダーク 76%は、タンザニア南西部にあるキロベロ地区の渓谷に位置する、スワヒリ語で「楽園」という意味の村で栽培されているカカオを使用しています。
楽園という名に相応しい村では、ココアカミリというタンザニアのカカオ農家を守るための団体に守られ、公正な取引が行われています。
タンザニアのキロベロ産カカオは、フルーティーでトロピカルなテロワールが特徴です。
口にするとバナナやアプリコットのような芳醇でみずみずしい香りや甘みが弾け、ふわりと広がっていきます。
ウッディなアロマのような香気も感じさせる、タンザニアの雄大な大地の力強さを持ったカカオです。

インターナショナルオーガニックアワード銀賞
1,620 円(税込)

グアテマラ ダーク 74%

グアテマラ ダークに使用されているカカオ豆は、グアテマラのカアボン地方やラチュア地区で、マヤ人ケクチ族の人々が営む農家によって栽培されています。
ラチュアはラチュア湖という湖が有名な土地で、いずれも熱帯です。
この地域では古代マヤ文明の時代からカカオが栽培されており、今に至ります。
非常に高品質なカカオが採れることで知られる土地であり、フローラル系の繊細な香りや、プラム系の甘酸っぱい果実の香りが特徴です。
生まれ持った魅惑的な香りの奥からは、バニラやキャラメルを思わせる、ミルキーな甘さがほのかに広がります。

インターナショナルオーガニックアワード銀賞
1,620 円(税込)

インド ダーク 74%

インドの南部にあるケーララ州のカイサパラもまた、カカオの産地です。
日本ではあまり知られていませんが、インドでもカカオが栽培されています。
多くは18世紀にインドネシアからインドへと持ち込まれたカカオですが、カイサパラのカカオこそ、真のインドの宝物と言われています。

ベリー系の甘酸っぱいフレッシュな香りに、ほのかにスパイシーな刺激が加わり、鮮烈な味わいがインドの眩い太陽と風土を思い起こさせるチョコレートです。

インターナショナルチョコレートアワード金賞
1,620 円(税込)

ミレジムショコラのチョコレートバーでカカオ本来の美味しさを味わって

ヴィンテージという意味を持つミレジムショコラのチョコレートバーは、カカオが育った自然風土がよみがえるような味わいです。
ロゴは現代アートのようにオシャレで、ラッピングも美しくワクワクするようなデザインにこだわっています。

コーヒーやワインなどさまざまなドリンクとの相性も良い優れたチョコレートバーは、ギフトにもおすすめ。
バレンタインシーズンはもちろん、マイチョコとして購入する方も多い「本当の味」が楽しめる大人のショコラブランドです。

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