ベルギーのショコラブランドとして人気の高いピエール・ルドン。昨年発売したB.B.ジェラートに、新たなフレーバーが加わりました!
上質な素材を惜しみなく使い、舌の上でそれぞれの個性が、生き生きとしていて多彩な味を表現する、ピエール・ルドンならではのジェラートセット。
ドルチェ感の強い新フレーバーラインナップである「ブロン」は、既存のフルーツ満載のセット「ジョーヌ」と対をなす最高のコンビネーション。
ピエール・ルドン のB.B.シリーズとは? B.B.とは「ボナペティ・ボン」というフランス語の略で、「美味しく召し上がれ!」という意味のドルチェシリーズです。つまり、「B.B.ジェラート」には「ジェラートを美味しく召し上がれ!」という意味が込められています。
暑い夏にはもちろん、寒い冬に暖かいお部屋の中でなど、あなたが美味しい時間にどっぷり浸かりたい時にはいつでも召し上がっていただきたい逸品です。
ピエール・ルドンのリュクスなジェラート第二弾
毎年バレンタインやホワイトデー時期には、その独創的な素材の組み合わせとアートオブジェのような美しい見た目で日本のファンを魅了しているピエール・ルドンのショコラやマカロン。 「今年のフレーバーは何だろう?」と、テーマによって変わる印象的なパッケージと合わせて、ピエール・ルドンの新作をワクワク楽しみに心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。 今回はジェラートとしてのさっぱりとした後味はありつつも、全体的にしっかりとした味わいが特徴的なドルチェラインナップです。 それぞれのフレーバーの色味の印象から名前が付けられているB.Bジェラート。 第一弾の「ジョーヌ」はフランス語で「黄色」、今回の「ブロン」は「白色」の意味になります。 個性豊かで美しい「白色」のジェラートたち。 それでは、ピエール・ルドンの珠玉のジェラート第二弾「ブロン」をご紹介します。
ポム オゥ フ
ポム オゥ フはフランス語で「焼きりんご」の意味。 ベルギーと距離が近く文化的影響を強く受けているフランスの家庭料理です。りんごの芯を抜いてオーブンで焼くおやつです。 ピエール・ルドンのポム オゥ フは、カップの蓋を開けるとまず美しいブラウンの色と赤みのあるりんごの皮のつぶつぶが目に飛び込んで来ます。まるでデニッシュの上で溶けたブラウンシュガーのようにキラキラした風合いとシナモンの強くスパイシーな香りが食欲をそそります。 口に入れると、オーブンでじっくりと焼き上げられて凝縮された甘酸っぱいりんごの果肉の食感と風味が、シナモンのガツンとした香りに負けることなく、力強い相性が魅力のしっかりとしたドルチェに仕上がりました。 アッサムティーなど濃くて渋めな茶葉の紅茶と合わせてにジェラートの風味を際立たせたり、酸味のあるフルーティーなコーヒーと合わせて風味のハーモニーを楽しんだりと、気分に合わせた食べ合わせを。
ノワゼット
ノワゼットはフランス語で「ヘーゼルナッツ」の意味で、アーモンドとカシューナッツに並ぶ世界三大ナッツの一つです。 近頃は日本でも様々なスウィーツに定番的に使われるほど、その香りとコク、舌に残る旨味が特徴で人気のあるナッツですが、ピエール・ルドンのショコラでも他のナッツに比べ多く使われています。 ジェラートでもローストしたヘーゼルナッツの粒をふんだんに使っており、口に入れる前から香ばしい良い香りが押し寄せてきます。口に含むとナッツの粒々の食感も加わり、惜しみないほどのヘーゼルナッツを堪能できる、ナッツ好きにはたまらない自慢のひと品です。
ミエル
ミエルはフランス語で「はちみつ」の意味です。 「シャリシャリ」と「しっとり」を合わせたようなテクスチャは、雪原のように美しいミルクベースのジェラートです。 はちみつは香りが強いのが特徴である北海道産で、はちみつの香りの華やかな部分が鼻に抜けたあと、ミルクの優しい甘さがゆっくりと広がります。 さっぱりとした後味ですが、 食べた後も長くはちみつのコクと香りの余韻が残ります。 はちみつの香りが鮮やかですが軽いので、独特のツンとしたクセのある味わいが苦手な方でもお楽しみいただけるのではないでしょうか。 ホットミルクやほうじ茶と合わせてホッと一息ついてみてはいかがでしょう。
ブール
フランス語で「バター」という意味のこちらは、「発酵バター」のフレーバーです。 発酵バターは、原料である生乳から取り出した脂肪分の高いクリームを殺菌し、乳酸菌と混ぜ合わせることで半日以上発酵させて作るバターのことをさします。この発酵という一手間を加えることによって深いコクと風味が増すのが特徴です。 近年日本でも発酵バターを使った洋菓子を目にする機会が増えましたが、ジェラートのフレーバーとしては珍しいのではないでしょうか。 見た目はバターそのもので、思わず涎が口一杯に溢れるほど香り高いのがとても印象的です。 チーズのようなコクがありしっかりと重みのある味わいは、生クリームのケーキを食べたかのような満足感があります。苦味のあるフルボディなコーヒーや渋みのあるジャスミンティーなどと好相性。
ノア メープル
「ノア」はフランス語で「くるみ」、「メープル」は日本でもお馴染みの「楓」の樹液を煮詰めて濃縮したメープルシロップで、ノアメープルはその二つの素材を合わせたフレーバーです。 サラッとしたメープルシロップの華やかな香りと、カリッとローストされて不揃いに砕かれたくるみの食感と特有の渋みがそれぞれに生きた、自然な優しい甘さに仕上がっています。 くるみの粒の大きさによって感じる食感と渋みが変わるので、食べ進めるほどにメープルとの味わいの多様なバランスを楽しめます。
ポワール
「ポワール」はフランス語で「梨」の意味で、和梨と洋梨の両方を指します。 ピエール・ルドンのジェラートでは、しっかりとした甘味と芳醇な香りが特徴の西洋梨を使いました。 ジューシーでシズル感の強い甘味と香りは、食べた瞬間に梨の果実がドンっと脳裏に浮かぶほどです。 梨のつぶつぶとした果肉が心地よいアクセントになっており、飲み込んだ後の余韻はとっても爽やか。 すっきりとしたアイスティーや無糖の炭酸水、お酒のジンなどと合わせるとより風味が際立ちます。
B.B.ジェラートの気になるお値段は?
第一弾の「ジョーヌ」同様、B.B.ジェラート「ブロン」は基本的にオンラインショップ「ボナペティボン神楽坂」でのお取り寄せ商品になります。
一つずつカップに入った「ブロン」は、6種類のフレーバーを1個ずつ詰め合わせた6個入りが税抜3,900円(税込4,212円)、6種類のフレーバーを2個ずつ詰め合わせた12個入りは税抜7,700円(税込8,316円)です。
さらに、第一弾の「ジョーヌ」と「ブロン」の12種類のフレーバーを1個ずつ詰め合わせた「ジョーヌ/ブロン 12個入り」は、税抜7,700円(税込8,316円)です。既存のB.B.ジェラート全てのフレーバーを楽しめるこの贅沢なセットは、ピエール・ルドンのジェラートの表現世界を広く深く楽しめるのでとてもおすすめです。迷ったらぜひこちらを。
食べ応えが十分にあるので、様々な食べ方を試してみたり誰かとシェアしたりと、1カップで存分に楽しめます。
B.B.ジェラートを美味しく召し上がるために
ここで、B.B.ジェラートをより美味しく召し上がっていただくための、ちょっと一手間をご紹介します。
冷凍庫から出したジェラートを、食べる前の5分~10分ほどの間、常温に置いて少し柔らかくなるまでお待ちください。カップを横からゆっくり押してみて、わずかにへこむくらいが目安です。これだけで、まず香りがいっそう濃厚に香ってきます。
この少し柔らかくなったジェラートを、大きめのスプーンを使って上下をひっくり返すように大きくかき混ぜます。この時に練るのではなく、空気を含ませるように全体をざっくりと混ぜると、ふんわり&とろりとしたなめらかな食感に変わります。
お店でサーブされるようなクォリティの高いジェラートになるので、特別な時間を過ごしたい方はぜひこちらの方法で召し上がってみてください。
ピエール・ルドンとは?
ピエール・ルドンとは、数々の独創的なショコラを作り出す天才パティシエショコラティエの名前であり、日本でも既に知名度は高く人気のあるショコラ・スウィーツブランドです。2022年には日本登場20周年を迎えました。
ピエール・ルドンのショコラは、バレンタインやホワイトデーシーズンの都市部の百貨店でしかお目にかかることのできない貴重なアイテムで、イベントが始まるや否やすぐに売り切れてしまう商品もあるほどです。
パティシエショコラティエ ピエール・ルドン
パティシエショコラティエとしてのピエール・ルドン氏をご紹介しましょう。
ベルギーの古都であり、オランダとドイツの国境に近いリエージュでパティスリーの4代目として生まれ、幼い頃からスウィーツに囲まれて、それらが作られてゆく姿を目にしながら育ちました。
成長したピエール・ルドンは製菓学校に入学し、パティシエの道を進みます。3年制の学校でしたが、人並外れた優秀さが評価され、わずか1年で卒業してしまいます。卒業後はヨーロッパで修行を積み、その後ベルギーに戻ってから首都ブリュッセルにて自身のショコラブティックを開きます。
ピエール・ルドン氏にとってショコラ作りは自分自身を表現する方法であり、自身のショコラを追求する道を邁進します。
国境を超えて、彼自身が美味しいと思う納得のゆく素材を見つけ出し、素材同士の絶妙なマリアージュを一粒のショコラに込める姿勢には、妥協のないクラフトマンシップがうかがえます。 その天才的な感性は早くから世界にも認められ、数々の洋菓子の国際大会で優勝した経歴をもち、中には当時最年少で優勝した大会もあります。
ピエール・ルドンが作り出すショコラ
ピエール・ルドンの心ときめくショコラの粒たちには、彼がこれまで出会ってきた女性たちの名前が付けられています。 ミルクショコラにグリーンティーキャラメルのフィリングが詰められた「YUKI(ユキ)」、ビターショコラにラズベリーガナッシュと赤山椒を合わせた「LYLOU(リルー)」、ホワイトショコラにココナッツガナッシュが詰められた「KIKY(キキー)」など、一粒一粒が見た目と味両方がとても魅力的なショコラたちは、食べながら「このショコラはこんな人かな?」と想像してみるのも面白いです。
また、タンザニアのカカオ豆を使ったスモーキーな味わいが特徴の「TANZANIA(タンザニア)」には、タンザニアの子どもたちにも笑顔になって欲しい、というピエール・ルドン氏の想いが込められています。
氏は、カカオ生産地域の人々の生活を大切にする「COCOA for SCHOOLS」というプロジェクトに参加しており、「TANZANIA」の売上の一部がタンザニアの子供たちに小学校の教室として贈られているのです。2017年から2021年までに合計5つの村の小学校に20教室が寄付されました。
「TANZANIA」はタンザニアの赤土の風景が想像できるほどカカオ豆の風味を力強く感じられるショコラです。ご興味があればぜひバレンタインシーズンに「TANZANIA」が入ったパッケージを選んでみてください。
「自分らしく」がピエール・ルドンのフィロソフィー
「小さなショコラの世界から幸せを広げていきたい」と語るピエール・ルドン氏。 ショコラを通して自分自身を表現する喜びを知っている彼は、自分と同じように、あなたにも「自分らしく」あって欲しいと願っています。
ピエール・ルドン氏が作り出した独創的なショコラであなたも喜びと幸せを少しでも感じられますように。愛と感謝の気持ちを込めて、彼はショコラを作り続けます。
ピエール・ルドン氏のこだわりと哲学が詰まった新作B.B.ジェラート「ブロン」
ピエール・ルドン氏のフィロソフィが織り込まれたB.B.ジェラート「ブロン」は、満足感が別格です。
どのフレーバーも口に入れた際に、素材のイメージがヴィヴィッドに頭の中に広がります。自分の五感がフルに働き、それぞれの味と食感を味わえるので、まるで映画を1本観終えるかのような別の世界に浸れる豊かな時間体験を味わえます。 片手間に気軽に味わえるもの、というよりは、しっかりと「食」と向き合えるジェラートだと言えるでしょう。
それぞれの時間の捉え方、使い方がシビアになった今の時代だからこそ、「ジェラートを食べる」という時間をがっつり満喫したい方はぜひ召し上がってみてください。
食べたら、きっと誰かに話したくなるはずです