ピエール・ルドン待望の新商品!〜ルドンのシングルオリジンカカオの旅〜

ピエール・ルドン待望の新商品!〜ルドンのシングルオリジンカカオの旅〜

日本では毎年バレンタインとホワイトデーシーズンにしか店頭に並ばないピエール・ルドンのショコラ。その美味しさと希少性から人気商品は瞬く間に完売し、毎年問い合せが絶えません。彼のショコラはなぜそんなに人気なのでしょうか。

この記事では人気商品を生み出す彼のこだわりや2024年に登場した新商品について紹介していきます。

ピエール・ルドンはどんなショコラティエ?

 

ピエール・ルドンは、ベルギーの古都リエージュで生まれ、老舗パティスリー・ブランジェリーの4代目として育ちました。
幼少期から家業を手伝うことでパティシエとしての技術を身につけ、その才能を着実に磨いてきました。彼の情熱と努力は、製菓学校での優れた成績にも現れています。
通常3年を要する課程をたった1年で修了し、その後はフランスに修業に出ます。その後故郷のリエージュに戻り、自身のアトリエを開きました。
彼のアトリエにおいてショコラやマカロンなど、日々新しい作品を作り出しています。

ブランドの特徴:人気の秘密は彼のこだわり?

 

ピエール・ルドンは、日本上陸22年目を迎えるブランドです。その間、彼のショコラは多くの人々に愛され、待ち望まれてきました。
彼のショコラが特別なのは、ベルギーの伝統的な製法に基づいて一つ一つ丁寧に作られていることにあります。彼は品質にこだわり、冷凍をせずに空輸でショコラを運ぶことで、常に新鮮な状態で日本に届けます。

また、彼のブランドは日本に常設店舗を持っていません。これは日本の気候下でショコラを最高の状態に保つことが難しいためです。彼のショコラは繊細であり、温度や湿度が影響するため、バレンタインからホワイトデーのシーズンにしか楽しむことができません。

この限られた期間にしか味わえない希少性も、彼のショコラが人々の心を掴む要因の一つとなっています。

ブランドステートメント:Etre soi-même「自分らしく」

ピエール・ルドンは、ブランドステートメントに掲げているように、常に自分らしさを大切にし、その価値を追求しています。彼のショコラは、個性豊かでありながらも誰もが自分らしく輝けるようなメッセージを込めています。
彼は今までの人生で出会った魅力的な女性たちをショコラで表現し、その女性の名前をショコラに付けていることにも表れています。彼の作るショコラは、単なるお菓子ではなく、人々の心に響く特別な存在です。

工房での挑戦と創造

工房(アトリエ)はピエール・ルドンにとって、ただの作業場所ではなく、自己表現の場です。彼はそこで自分を最も表現できると感じ、常に挑戦と創造を続けています。環境がどのように変わろうとも、彼は工房に立ち続け、自分らしさを追求し続けます。

一切妥協のないショコラへのこだわり

彼はショコラ作りにおいて、一切の妥協を許しません。自らの工房で一つ一つ丁寧に作り出すクラフトマンシップは、彼の真摯な姿勢の表れです。彼が選び抜いた素材と緻密な計算に基づくコーティングは、ショコラ全体のバランスを保ちながら、フィリングとの一体感を味わうために計算し尽くされています。彼ならではの感性と技術の賜物です。

あなたにも「自分らしく」あってほしい

彼のショコラには、いつもあなたらしく輝いていて欲しいという願いが込められています。彼はショコラを通じて幸せを広め、人々の心に温かなメッセージを届けたいと考えています。日本での販売を始めて22年が経ちますが、彼は愛と感謝の気持ちを込めて、今年もショコラ作りを続けます。

2024年テーマにも注目!『Jungle de Cacao〜カカオのジャングル〜』

 

ピエール・ルドン2024イメージカット

毎年、テーマを掲げて商品を企画するピエール・ルドンは、その独自性とクリエイティビティで注目を集めています。彼のテーマには常にポジティブなメッセージが込められており、今年のテーマも例外ではありません。

2024年のテーマは「Jungle de Cacao ~カカオのジャングル~」です。
「Jungle de Cacao」は、カカオの成長する自然の中で感じられる力強さや生命力、そして進化の象徴です。このテーマには、コロナ後の新たな時代に向けて前進し、新たな一歩を踏み出す勇気と希望が込められています。
また、ピエール・ルドンがカカオの産地を巡り、その土地の個性を最大限に引き出したショコラに挑戦するという、シングルオリジンショコラの旅が始まっていることも同時に表現しています。

パッケージデザインも、このテーマを凝縮し彼の想いが視覚的にも伝わるように工夫されています。毎年変わるパッケージも可愛いらしくて大人気ですが、彼の世界観に触れより心豊かな体験を得ることができるのではないでしょうか。

新商品:サヴォアフェール〜ルドンのシングルオリジンカカオの旅〜

 

サヴォアフェールSNS

注目は何と言っても新商品となる「サヴォアフェール〜ルドンのシングルオリジンカカオの旅〜」。まさに今年のテーマにふさわしい、カカオの旅への招待状です。
この商品では、ピエール氏が自らカカオ豆の選定から行い、その土地のテロワール*を最大限に引き出したショコラを制作しています。
この新商品は、ピエール・ルドンのこれまでの集大成とも言える逸品であり、そのクオリティと個性は今まで以上に高まっています。

*テロワールとは・・・
ワイン、コーヒー、お茶などの品種における、生育地の地理・地勢・気候による特徴のこと。それを取り巻く環境要因を指しています。
カカオの場合、テロワールは栽培された地域の土壌・気候・樹齢・栽培方法などが影響し、それぞれのカカオ豆が異なる風味や品質を保つことにつながります。

粒紹介

CECILIA(セシリア)

セシリア

ブラジル産ビターショコラ
ブラジル産コーヒープラリネ
ブラジル産くるみ
(ブラジル産カカオは、強い苦味と渋味の中に、熟したベリーのような酸味が広がります。その風味にはコーヒーのようなあたたかみとカカオ感が溶け込んでいる味わいが特徴です。)

パワフルなコクと苦味をもつブラジル産ビターショコラに、香ばしさを感じるくるみと、重厚でロースティーなアロマのコーヒープラリネをマリアージュ。ブラジルのテロワールの力強さを感じられる一粒です。

MIORA(ミオラ)

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ミオラ

マダガスカル産ビターショコラ
パイナップル&オレンジガナッシュ
マダガスカル産バニラ
(マダガスカル産カカオは、レッドベリーのようなすっきりとした酸味、穏やかな苦味と渋味も感じられバランスが絶妙です。更に香りは甘く豊かで、心地よい余韻が残ります。)

レッドベリーのようなすっきりとした酸味のあるマダガスカル産ビターショコラに、爽やかなパイナップルとオレンジガナッシュを。心地よいカカオの酸味と穏やかなフルーティーさの中に、甘くふくよかな香りのマダガスカル産バニラが香る一粒です。

LISA(リサ)

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リサ

ベトナム産ビターショコラ
ミラベルプラムガナッシュ
日本産梅酒
ベトナム産八角
(ベトナム産カカオは、フルーティーでありながら個性的なスパイシーさが際立ち、強いキャラメルテイストの中にほのかな酸味が広がり、独特の風味を楽しめます。)

フルーティーで個性的なスパイシーさを感じさせるベトナム産ビターショコラにはジューシーなミラベルプラムのガナッシュと、八角の香りをアクセントに。華やかな果実とスパイスのハーモニーの広がりが堪能できる一粒です。

ANDREA(アンドレア)

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アンドレア

ペルー産ビターショコラ
ペルー産タンジェロガナッシュ
ザクロ
(ペルー産カカオは、柑橘のような爽やかな酸味と、フローラルでありながら紅茶のような可憐な香りも楽しめます。特徴的な酸味と濃厚な甘みの絶妙なバランスが特徴です。)

柑橘類のフレッシュさと黒糖のようなこっくり感を併せもつペルー産ビターショコラで滑らかなタンジェロと華やかなザクロのガナッシュをコーティング。鮮やかなフルーツのフレイバーと大地を感じさせる甘やかさが楽しめる一粒です。

MARIA(マリア)

マリア

ドミニカ産ビターショコラ
ドミニカ産マンゴーガナッシュ
ホワイトラム
(ドミニカ産カカオは、スパイシーでありながら甘い果実味が広がり、ナッツを感じさせる香ばしい風味が感じられます。また、ウイスキーやブランデーを思わせる芳醇な香りが漂い、その独特の味わいが魅力です。)

インパクトのあるナッツの味わいと心地よいハーブや木の香り、レッドベリーの繊細なフレイバーを持つドミニカ産ビターショコラと共に。ホワイトラムが上品に香る濃厚なマンゴーガナッシュが何層にも重なる風味と香りを感じられる一粒です。

Bean to Chocolat(ビーン・トゥ・ショコラ)とは?

新商品「サヴォアフェール〜ルドンのシングルオリジンカカオの旅〜」にアソートされているショコラは全てBean to Chocolat(ビーン・トゥ・ショコラ)です。
Bean to Chocolat(ビーン・トゥ・ショコラ)とは、カカオ豆(Bean)からボンボンショコラ(Chocolat)ができるまでの全工程を一貫して手掛ける手法を指します。

一般的には、「Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)」や「Farm to Bar(ファーム・トゥ・バー」などの用語が最近ではチョコレート製造の新たなトレンドとして耳にすることが増えましたね。

従来の製法では、カカオ豆を生産する段階とチョコレートを製造する段階が別々の業者や工場で行われていました。しかし、Bean to〜や Farm to 〜では、製造過程が一貫して行われるため、製品の品質や味わいにおいてより独自性やコントロールが可能となってきています。

また、Bean to 製法はカカオの産地の多様性や風味の違いを楽しむことができるだけでなく、地域の農業コミュニティを支援し、持続可能な農業を促進することの可能性にもつながることから、チョコレート愛好家だけでなく地産地消を重視する消費者にも人気があり注目を集めています。

ピエール・ルドンのBean to Chocolat(ビーン・トゥ・ショコラ)は特別?

ピエール・ルドンは、ショコラティエとしての革新を続けていく中で、単なる板チョコレート(Bar)に留まらず、ボンボンショコラ(Chocolat)の制作まで挑戦しています。
また、彼のBean to Chocolat(ビーン・トゥ・ショコラ)が特別なのは、ピエール氏自身がカカオ豆の選定から始め、フィリングに使用する素材をもその土地で育ったものから厳選している点です。

5つのどのショコラも、フィリングに使用している素材のうち少なくともどれか一つは必ずカカオと同産地のものを使用しています。この独自手法により、フィリングと産地別カカオを組み合わせることで、その土地固有のテロワールを最大限に引き出した情熱のショコラが生まれます。

ワインやコーヒーが生産地によって風味や味わいが異なるように、カカオ豆に加えて素材のナッツやフルーツ、スパイスも同じ産地から選ぶことで、それぞれのカカオの特徴を増幅させ、その土地の風土や特徴を存分に味わうことができるのです。

まるで5つの国の味わいを一箱に詰め込んだ贅沢な世界旅行へのお誘いのようですね。ピエール・ルドンのBean to Chocolatを一口食べれば、世界中を巡る旅のような感動が待っているのではないでしょうか。

ピエール・ルドン シェフ画像

まとめ

これまでより一層パワーアップしたピエール・ルドン氏。その深い味わいと多彩なバリエーションを感じられるスペシャルショコラ達はこの時期限定。
是非、「ボナペティボン神楽坂」公式オンラインショップにてお楽しみください。

新しい発見と感動をピエール・ルドンのショコラと共に!ボナペティ!

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